ACの本体

手の届くところにあるお気に入りのAC

フロと6

表情のない6の顔を見てるといつものACヘッドの無機質さが浮かぶ

鋼の体をした人間

誰もいない広い格納庫のど真ん中に大の字で寝転がり静けさを感じる。いつの間にか寝てしまうが地面の少しの振れに目が開く。規則的な着地の振動。耳をすませば微かにブースターの音が聞こえる。見えなくてもそれだけで脳裏に動きがトレースされる。あと何回のアサルトブースト、あと何回の着地。さぁ、ほらもうすぐ。
開いた格納庫に規則的な足音が響き壁際のハンガーへ向かう、かと思えばこちらに近づいてくる。黒い逆関節が静かに見下ろす。駆動音を鳴らしてそれは屈むと手を伸ばしてくる。寝転がる俺をひょいと摘んで持ち上げる。鋼鉄の手だというのに躊躇わず人間を掴むのは、こいつにはこの鋼の体が手足なのだと。
そのままハンガーで調整を終えて出撃を待つロックスミスに向かう。棚の上にそっとぬいぐるみを置くようにロックスミスの胸の上に置かれる。道具はきちんと片付けるこいつにとっては、俺は床よりここが定位置なのだろう。そうしてハンガーの定位置に戻るのを見て笑ってしまう。鋼の体をした人間。レイヴン。

コックピットから降りて


たまにあの顔のまま降りてくる。よく6と遊ぶフロはそれを見て「楽しかったな」と言い、「あぁ」と目を閉じ通常モードに移行する強化人間がそこにいる。

621

誰も見たことのない顔で笑ってるといい

寒い日に抱き枕にされる6

とはいえ体温高くないので布団に連れ込んだところでさほど暖かくもないため暖かい服を着せられている6

戻ったフロ

「どうした?」
「いや、なんか落ち着くなって…」

TSフロ

鍛えてるのでゴリラ。
肩に乳を乗せてくるがさほど柔らかくもない。
あとかわいい女子は描けない。

お気に入りの頭

また似たような絵を描いてる気がする。
じゃれつくように額を合わせたり頬ずりしたりする。最後に唇に触れて手を離す。

ウォの家に「レイヴンくんいますか」ってインターホン鳴らすフロ

みんな生きてる不思議世界線でウォルターのところで猟犬やってる6のとこに遊びにきたフロ。
誰だお前と誰何すれば「フロイト、レイヴンのともだち」と答えるフロ。あいつに友人なんかいたのかと、チラリと後ろを見ればスミスがあるのでV.Iじゃねえか!となるウォ。

友達の家に遊びに行くときは、友達の親にきちんと挨拶するタイプのフロ。クソガキフロもたぶん同じこと言う。

退屈な時とテンション高めの時のフロ

周囲が騒がしいと「聞いてるのか」と聞かれても「聞いてる」とテンション低めに答える感じ。

 

邪魔が入らないときは独り言が増える。6が喋らないタイプなので余計に独り言が増えるフロ。
外野が多いとそれらを(適当にでも)捌くために色々考えないといけないが、6と遊んでるときは邪魔が入らずに純粋に遊べるのがとても楽しい。

髪切ったフロに誰だこいつと思う6

「おいレイヴン。無視するなよ」
「(誰だこいつ)」
「おいマジか。髪切っただけだぞ。俺だ、フロイトだ」
「フロイト?」
「声だけじゃわからないのか。通信どうしてんだ」
「通信データの送信元には識別名が含まれる」
「データか」
「あぁ。顔に名前でも書いておいてくれ」
「それはちょっとな…。俺の声で覚えてくれ」
「毎回同じ声の大きさと速さと高さで同じ言葉で話してくれ」
「欠陥品すぎる」

そうして名前入りのジャケットが手放せなくなるフロ。

額を合わせる

6のACのことが詰まった頭が好きなフロ。やたら顔の距離が近いのはそういうこと。

「あいつの匂いがする」

「昨日はあいつと寝たのか」
「早く寝ろと部屋に担ぎ込まれて寝かしつけられた」
「なにやってんだ」
「ACの整備してただけだ。まだ日付も変わっていなかった」
「健康的なやつめ。だがお前が悪い。どうせコックピットで寝ようとしていただろ」
「あぁ」
「連日はやめておけ。ACと同じで生身も休ませる必要はある」
「了解した」
「俺ほどじゃないがお前の『了解した』も信用ないな」
「言葉の意味と内容は理解した。理解は」
「知ってるか、そういうの屁理屈って言うらしい」
「さぁ、聞いたことはないな」

ラスちの匂いだろうが他の誰かの匂いだろうが、鉄と錆と死の匂い以外するのがなんとなく面白くないなと思うフロ。

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