髪切ったフロに誰だこいつと思う6

「おいレイヴン。無視するなよ」
「(誰だこいつ)」
「おいマジか。髪切っただけだぞ。俺だ、フロイトだ」
「フロイト?」
「声だけじゃわからないのか。通信どうしてんだ」
「通信データの送信元には識別名が含まれる」
「データか」
「あぁ。顔に名前でも書いておいてくれ」
「それはちょっとな…。俺の声で覚えてくれ」
「毎回同じ声の大きさと速さと高さで同じ言葉で話してくれ」
「欠陥品すぎる」

そうして名前入りのジャケットが手放せなくなるフロ。

額を合わせる

6のACのことが詰まった頭が好きなフロ。やたら顔の距離が近いのはそういうこと。

「あいつの匂いがする」

「昨日はあいつと寝たのか」
「早く寝ろと部屋に担ぎ込まれて寝かしつけられた」
「なにやってんだ」
「ACの整備してただけだ。まだ日付も変わっていなかった」
「健康的なやつめ。だがお前が悪い。どうせコックピットで寝ようとしていただろ」
「あぁ」
「連日はやめておけ。ACと同じで生身も休ませる必要はある」
「了解した」
「俺ほどじゃないがお前の『了解した』も信用ないな」
「言葉の意味と内容は理解した。理解は」
「知ってるか、そういうの屁理屈って言うらしい」
「さぁ、聞いたことはないな」

ラスちの匂いだろうが他の誰かの匂いだろうが、鉄と錆と死の匂い以外するのがなんとなく面白くないなと思うフロ。

宇宙に行くときのフロ

宇宙に出るときはそれなりの装備着てそう。
大体長期遠征になるので髪が伸びて鬱陶しくなって縛ってるとよい。

遠征から帰ってきたフロ

「久しぶりだなレイヴン」
「ロックスミスはどうした」
「メンテに行ってる」
「お前は行かないのか」
「俺もしばらく休みだ」
「ロックスミスがいないのに?」
「アーキバスにはお前がいない」
「それはそうだろ」
「ロックスミスは遠征中にいじったんだ。うちの整備士に任せた方がデータは揃ってる」
「…そうか」
「しばらくはシミュレーターで我慢する」
「あぁ」
「…今日はよく眠れそうだ」

ベッドに引きずり込んで遠征中の話をひたすらするフロ。そして寝落ちする。話が途中なので続きが気になって仕方がない6。

ソファとフロと6

お題でいただいた「一つのソファーで両脇の肘置きにそれぞれ背を預けながら、中央で足を絡ませ、お互いに別々の事をしているフロ6」です。 続きを読む

帰宅

旅から帰ってきた

素直に頭から水をかけた場合

うちの6は敵意を感じなければ相手を害することはないので水かけたりしないが、ラが水を注いでほしいとか言うからなんだ変なやつだなこいつとか思いつつ訝しげに水をかけるのはある。そうではなくてだな…と言う水も滴る良いラと横で手を叩いて笑ったあとお前の言い方が悪いと真顔で言うフロ。

マフラー

マフラーにチェスターコートとか絶対似合わないフロ

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