アカデミー時代に頭が良くて有能な年上の女と付き合っていたスネ。その女のさり気ない誘導に実は教育されていたことに気づかず出世するスネだが「キミにはユーモアが足りないな、もう潮時かな」と捨てられ数年後気づいたらその女がフロと付き合ってたら面白い。

「あいつと付き合ってたのか。タイプじゃなさそうだが」

「昔は可愛げがあった。育て方を間違えたかな」

こいつに育てられたらそりゃあ歪んだ人間が出来上がるな、と思うフロ。

「向上心があって伸びていくのを見ているのは楽しかったけど、地位が上がるにつれ素直さと謙虚さを忘れてプライドだけが生きがいのような男になったなら折るしかないでしょうよ」

「その点俺は向上心があるし素直で謙虚で可愛いだろ」

「あーはいはい可愛い可愛い」